VS Code:リモートサーバーのソースコードの編集管理ツール(SFTP)の導入
リモートサーバのソースコード管理ツール:SFTP
- 作業環境:リモートサーバーの開発環境で行い、ローカルで管理しないことにします(異なる端末で行います)
- 開発者は一名で、同時に異なる端末でソースコードの編集は行わないので、ソースコードのバージョン管理はしなくて良いです
- 異なる端末、違う時間帯でソースコードを編集作業するため、全部ローカルにダウンロードして、作業後にサーバーにアップロード(コミット)することが面倒なので、ローカルでソースコードを管理しないことにします
- VS Code(Visual Studio Code)の拡張モジュールを探してみたところ、SFTPが要望に一致しています
- VS Codeの拡張検索:sftp を入力して検索すると sftp1.8.4(現時点)があります。これをインストールします
- インストール後にリロード(reload)リンクをクリックして、SFTPを立ち上げます
SFTP設定ポイント:サーバー名、ログインユーザー名、パスワード、名前
- File >> Performances >> Settings >> Extensions >> sftp configuration がSFTPの基本管理を行います
- ローカルでソースコード管理する必要はなければ、「Download When Open In Remote Explorer」をチェックしないままにします。
- VS Codeのコマンドパレット(command palette、shift+ctrl+p)を開いてSFTPの接続情報(sftp.json)を設定します
- 初期値としては以下のようです
{
"protocol": "sftp",
"host": "localhost",
"port": 22,
"username": "",
"remotePath": "/"
}
- 接続設定として、以下の要素が必須です
- name: 任意の名前(空白でもかまわない)
- host: リモートサーバー名
- port: 22(初期値のままでよい)
- username: リモートサーバーをログイン名
- password: リモートサーバーをログインパスワード
- remotePath: リモートサーバー上にソースコードのパス

- 注意点:name要素がなければ、エラーとして検出され、サーバーへの接続を行わないです

error message: Missing property "name"
- 上記設定が完了すると、リモートサーバーへの接続ができ、サーバー上のソースコードなどの変更ができるようになります